「YouTubeならいけるかも」そう思って始めたゲーム実況
副業に興味を持ち始めた頃、SNSやYouTubeでよく見る「副業成功体験」に影響を受けて、「自分もなにか始めたい」と思っていました。
そこで目をつけたのが、ゲーム実況のYouTubeチャンネルでした。
もともとゲームは好きだったし、顔出しをしなくても始められる。
「ゲームしながらしゃべるくらいなら、自分にもできるかも」と思い、軽い気持ちで挑戦をスタート。
最初は準備も楽しくて、動画編集のやり方を調べたり、録音環境を整えたりしながら、約10本の動画をYouTubeに投稿しました。
さらにTikTokにも短い動画を50本ほど投稿し、なんとか再生数を伸ばそうと頑張っていました。
理想と現実のギャップ。「1000人登録」がこんなに遠いとは
当時の目標は、まず登録者1000人を突破すること。
そこまでいけば収益化のスタートラインに立てる、というのもモチベーションのひとつでした。
でも、現実は想像以上に厳しく…。
- 再生数は伸びない
- 登録者は一桁台からなかなか増えない
- コメントもほとんどつかない
何より、自分で自分の動画を見ても「面白い!」と思えないときが多くて、だんだんモチベーションが下がっていきました。
編集がつらい。本業との両立が限界だった
副業は本業の合間にやるもの。
でも、動画編集ってとにかく時間がかかるんですよね。
1本10分の動画を作るために、撮影・編集・投稿準備まで何時間もかかってしまう。
帰宅後や休日を使って編集をしていたけれど、正直ヘトヘトでした。
さらに、私の住んでいるのは賃貸の部屋。
夜にテンションを上げて実況を撮ろうとすると、「大声出して大丈夫かな…」と不安になることもあり、思い切り話すことができませんでした。
やめてしまった。でも「無駄だった」とは思っていない
結局、2〜3ヶ月続けて投稿はストップ。
思い描いていたような結果は出せなかったし、「自分には向いてなかったのかも」と感じたのが正直なところです。
でも、私はこの経験を「失敗」とは思っていません。
- 動画編集のスキルが少し身についた
- 自分の強みや向き・不向きが分かった
- 続けることの大変さと、挑戦する人のすごさが実感できた
これらは、実際にやってみなければわからなかったことです。
副業って、成功だけが価値じゃない
SNSでよく見かける「副業で月収◯万円!」「3ヶ月で大成功!」というような情報に、焦りを感じたこともありました。
でも実際に自分でやってみると、うまくいかないこともある。
だけどそれが「無駄」だとは、今では思いません。
挑戦したからこそ見えてくる世界があって、そこから得た学びは次に活かせます。
副業って、結果だけじゃなくて、そのプロセスにこそ価値があるんだと思うんです。
まとめ|失敗も経験値。次はもっと自分に合った副業へ
YouTubeの副業には失敗しましたが、そのおかげで「自分にとって続けやすい副業とは何か」を真剣に考えるきっかけになりました。
失敗は怖いものではなく、「次の挑戦を成功させるための材料」になります。
あなたがもし、今の仕事に悩んでいたり、「副業に挑戦したいけど、うまくいかなかったら…」と不安に思っているなら。
大丈夫です。
うまくいかなくても、その挑戦には必ず意味があります。
私もまた、次の挑戦を始めようと思っています。
一緒に、自分にぴったりの働き方を探していきましょう。
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