沖縄で臨床検査技師
沖縄で臨床検査技師として働く30代の友人が、最近転職をしました。
彼女は転職前から大きな不満があったわけではありません。
むしろ、待遇は安定していて「このままでも良いのかも」と思いながらも、
ずっと心のどこかでモヤモヤを抱えていたそうです。
そんな彼女が、「給料はほとんど変わらなかったけど、転職して本当に良かった」と笑顔で話してくれたその理由。
今日は、そんなリアルな転職の体験談をご紹介します。
転職前の職場:給料も安定。でも心は落ち着かなかった
彼女は那覇市内の大規模な公立病院で、臨床検査技師として約8年勤務していました。
安定した給料、充実した福利厚生、賞与も毎年きちんと出ていました。
しかし、実際の職場環境は想像よりずっと厳しかったそうです。
- 同じ部署内での派閥や上下関係がきつく、毎日ピリピリした空気
- 当直明けの翌日も出勤があったりと、過酷なシフトスケジュール
- 「来月から違う業務に回って」と言われ、自分の専門を極められないもどかしさ
日々の業務をこなすことに精一杯で、心に余裕が持てない日々が続いたそうです。
「給料は悪くないし、ここにいれば間違いない」と頭では分かっていても、
帰り道や休日にふと「このままでいいのかな…」と考えてしまうことが増えていきました。
転職のきっかけは「軽い気持ちで登録した転職サイト」
そんな中、ふとしたタイミングで彼女は転職サイトに登録しました。
本格的な転職活動というより、「どんな求人があるんだろう?」という軽い気持ちだったそうです。
数日後、エージェントから紹介されたのは、沖縄市にある中規模の循環器系クリニック。
業務内容は主にエコー検査。彼女の得意分野でした。
給料は…正直、今とほとんど変わらず。月に2,000円くらいマイナスになる程度。
でも、クリニックの雰囲気がとても柔らかく、
見学時に感じた「ここでなら穏やかに働けそう」という直感が、彼女の背中を押しました。
転職後、驚くほどストレスが減った
転職してから、彼女の表情が明らかに変わったことに私も気づきました。
「毎朝、職場に行くのがちょっと楽しみなんだよね」と話す彼女。
その言葉は、以前では考えられなかったそうです。
実際に転職後に変わったことは…
- 人間関係がとにかく穏やか。職場全体が「助け合い」の雰囲気
- 勤務時間は8時半〜17時、土曜午後・日祝は完全休みで、プライベートが充実
- 院長も技師も距離が近く、意見を出しやすい環境
- 自分の得意なエコー検査を活かせて、やりがいを感じられる日々
お給料が上がったわけではないけれど、「心の余裕」と「人との関係性」こそが一番の報酬だった──
そう彼女は言います。
「給料よりも、自分に合った環境かどうか」
「正直、転職前は“年収が下がるなら意味ないかも”って思ってた。でも今ならはっきり言える。給料が増えなくても、心が軽くなった分だけ人生が変わるって」
彼女の言葉は、現役で働く多くの臨床検査技師の胸に刺さるのではないでしょうか。
実際に、彼女が勤務していた前の職場では、毎年数人が体調を崩して退職していたそうです。
安定した収入よりも、安定した心と生活が、長く働き続けるためには必要なんですね。
同じように悩んでいる方へ
今の職場で、なんとなくモヤモヤしている。
給料は悪くない。でも、このまま10年後もここで働いている自分を想像すると、胸がザワザワする。
そんなあなたへ。
もしかしたら、そのザワザワは「今の自分に合った場所を探したほうがいいよ」というサインかもしれません。
転職=年収アップ、という考えに縛られずに、自分の人生にフィットする働き方を一度見直してみませんか?
まずは「見てみるだけ」でもOK
もし少しでも転職が気になるなら、まずは情報収集だけでもしてみることをおすすめします。
私の知人も、転職サイトに登録して「見学だけ」から始めたことで、新しい人生に踏み出しました。
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