副業に興味を持ち始めた頃、私が最初に挑戦したのは3DCG制作でした。 結論から言うと、収入はゼロ。途中で完全にやめました。
でも、その経験から得たものは少なくありません。 同じように3DCGで副業を考えている方の参考になればと思い、リアルな体験を書き残しておきます。
きっかけは純粋な「どうやって作るんだろう」という好奇心
アニメやゲームの3DCGを見て、「これってどうやって作るんだろう」と気になったのが始まりでした。
調べてみると、パソコン一台あれば自分でも作れるということがわかって。しかも、Blenderという高機能なソフトが完全無料で使えると知り、「これはやってみるしかない」と思いました。
Blenderを使い始めると、意外と形になる
Blenderをインストールして触り始めると、最初こそ操作が難しかったものの、YouTubeのチュートリアルを見ながら進めるうちに、少しずつキャラクターやオブジェクトをモデリングできるようになりました。
「自分にもできるかも」という手応えを感じ始めた頃、次の目標が生まれました。
「アニメーションを作ってみたい」

(当時作っていたモデルキャラクター達)
アニメ制作の壁:ボーン作業が想像を絶する手間だった
キャラクターを動かすには、ボーン(骨格)を設定してアニメーションをつける作業が必要です。
実際にやってみると、これが想像をはるかに超える手間でした。
指一本動かすにも、腕を自然に曲げるにも、すべてのフレームを手動で設定していく必要があります。数秒の動きを作るのに何時間もかかる。これを一本のアニメにしようとすると、気が遠くなるような作業量です。
「モーションキャプチャを使えば、カメラで人の動きを撮ってボーンに反映できる」という方法もあることを知りました。しかし、そのためのアプリは月額料金が高額で、副業初心者にはとても手が出せるものではありませんでした。
ここで、アニメ制作は一旦断念することにしました。
(ボーンの動きをダウンロードしてモデルに踊らせています)
VTuberアバター制作という道も考えたが…
その頃ちょうどVTuberが流行していて、「VTuber向けの3Dアバターを制作する副業」というのが注目され始めていました。
「これならモデリングスキルが活かせるかも」と思い、調べてみましたが、現実は厳しかったです。
すでにプロや先駆者が市場を押さえており、クオリティも価格競争力も、独学で数ヶ月のレベルでは太刀打ちできません。SkebやSNSで活躍しているモデラーの作品を見て、「今の自分では無理だ」と素直に感じました。
結局、3DCGで収入はゼロだった
挑戦した期間は数ヶ月。収入は0円。
モデリングはある程度できるようになったものの、それを「お金にする」ところまでは到達できませんでした。
やめた理由を整理すると、
- アニメ制作はボーン作業の手間が膨大すぎた
- モーションキャプチャツールは費用が高くて導入できなかった
- VTuberアバター市場はすでに強者が多く参入障壁が高かった
の3つです。
3DCGで副業を考えている人へ
3DCG自体は本当に奥が深く、面白いスキルです。ただ副業として収益化するには、
- 継続的な時間投資
- ある程度の初期費用(ツール代など)
- 差別化できる得意ジャンルや独自スタイル
が必要だと実感しました。
「パソコン一台で稼げる」という情報は間違いではないですが、そこに至るまでの道のりは決して楽ではありません。
私はこの経験を経て、次はYouTubeのゲーム実況に挑戦しました。それもまた失敗するのですが、それはまた別の記事で。
失敗しても、やってみないとわからないことがある。 それが、3DCGに挑戦して得た一番の学びです。


コメント